2人の小学生の子供と理系な夫と暮らしているHIROKOです。

 

痛みの王様(king of Pain)と言われる尿路結石。

 

再発も多いと言われ、

一度経験した人は恐怖に怯える日々を送るそうです。

 

ちなみに私も2回経験しました。

 

もちろん日々怯えています。

予防には余念がありません!

 

 

では私の体験談も交えながら、

尿路結石について説明しましますので参考になればと思います。

 

尿路結石とは?

 

腎杯(じんぱい)・腎盂(じんう)・尿管・膀胱・尿道を

尿路といい、それら尿路にできた結石を尿路結石といいます。

 

 

痛みを伴う場合は、

結石が腎臓から尿管へと移動した時です。

 

 

30~60歳代の男性に多く、男女比は2.4対1。

 

 

近年、罹患率は増え続け

 

男性では7人に1人、

女性では15人に1人が

生涯に一度は経験すると言われています。

 

5年のうちに50%が再発するようです。

 

症状

 

結石が尿管よりも小さな場合、

本人が気づかないうちに体外へと排出されますが、

 

尿管より大きな場合、

途中で詰まることによって、

行き場をなくした尿が逆流し、腎臓が膨らみます。

 

それによって腎臓が受ける圧力が、あの激痛の原因なのです。

 

 

腎臓の位置が背中側なので、

痛みは背中から脇腹、腰痛といったかたちで現れます。

 

海外では「キングオブペイン」

 

日本では「七転八倒の苦しみ」と言われるほど。

 

 

結石により尿路の粘膜が傷つくことが原因で、

血尿が出ることもあります。

 

 

頻尿や残尿感を感じる場合も多いでしょう。

 

治療法

 

検尿、超音波、レントゲンなどで診断がついた場合、

結石が小さければ自然排出を待ちます。

 

 

その際、水分をたくさん飲んで上下に跳ぶのが良いとされ、

縄跳びやランニングを勧められることが多いでしょう。

 

 

結石が大きく、明らかに尿管を通れない場合は

 

手術となります。

 

 

以前は開腹手術が一般的でしたが、

近年は体の外から衝撃波エネルギーを当て

石を細かく砕いて尿と一緒に排出させたり、

 

腎臓に空けた穴や尿道から通した内視鏡で、

結石にレーザーや超音波を当て砕石除去する方法が

 

一般的となっています。

 

原因

 

結石の代表的なものでは、

カルシウム結石、リン酸マグネシウムアンモニウム結石、

尿酸結石、シスチン結石があります。

 

結石の80%を占めるカルシウム結石は、

シュウ酸の過剰摂取など食生活が影響していると言われます。

 

 

そもそも体に必要のないシュウ酸は、

腸内でカルシウムと結合し便となって排出されるのですが、

 

余った分は尿中でカルシウムと結合するのです。

 

尿が濃くなると結晶を作りやすくなるため、

水分の摂取量が少ない人は要注意です。

 

 

また、シスチン結石は遺伝が大きいとされているように、

結石の種類によって作られるメカニズムも違います。

 

予防

 

何より大切なことは水分をとることです。

 

 

1日に2ℓは必要とされています。

 

尿が濃くなると結晶化が進むので、

それを防ぐ手段として最も効果があります。

 

 

 

シュウ酸を多く含む食品をとりすぎない。

 

 

もしも食べるときは、カルシウムも一緒にとると良いでしょう。

 

シュウ酸を多く含む食品としては、

ほうれん草、タケノコ、チョコレート、ココア等があります。

 

 

コーヒーにも多く含まれているので、

ブラックで飲むのは避けてミルクを入れて

(ミルクのカルシウム効果)飲むことをおすすめします。

 

 

 

柑橘類に含まれるクエン酸は、

尿中のシュウ酸とカルシウムの結合を妨げる働きがありますから、

積極的に食べると良いでしょう。

 

~体験談~それは違和感から始まった

 

2、3日前から下腹部の左側に

ツーンとする違和感を感じていました。

 

 

おまけに残尿感。

 

私は疲れが溜まってくると

膀胱炎になってしまうことが多々あり、

 

その時も膀胱炎だと思っていました。

 

 

軽いと自然に治ることもあるので、

明日になっても改善されなかったら病院へ行こうと思いました。

 

 

 

その日の夜、ソファに座って本を読んでいると、

左の腰のあたりがじんわりと痛くなってきました。

 

それは腰痛で痛む場所とは違い、

もっと高く、背中に近い位置でした。

 

 

突然始まった痛み、

 

数日続く左下腹部の不調…。

 

 

これは、きっと左側の腎臓に異変が起きているに違いない!

 

 

危機を感じた私は休日夜間診療所へ行くことにしました。

 

痛みはレベルで言うと1ほどだったので、

自分で車を運転して診療所へと向かったのです。

 

今となっては、いつ激痛が襲ってくるとも限らない状況の中で

運転するなど、とんでもない暴挙だと思いますが、

 

 

当時はまさか結石だなんて思いもしなかったのです。

 

忍びよる恐怖

 

診療所へ着いても、鈍い腰の痛みは続きました。

 

私は腰をさすり、痛みから逃れようと

色々と態勢を変えましたが、

どのポジションも痛みを軽減することはできません。

 

 

 

事前に行われた看護師さんの問診で、

検尿をとるように言われました。

 

思わず二度見するような、

目を疑うほどの血尿が出ました。

 

 

以前もひどい膀胱炎の時は血尿が出たのですが、

今回はその比じゃありません。

 

 

私…大丈夫か?

 

 

 

やっと順番が呼ばれ、ここ数日下腹部に違和感や残尿感、

ツーンとする痛みがあることを伝えました。

 

もともと疲れると膀胱炎を繰り返すこと、

左の腰のあたりに鈍痛があることも。

 

 

 

先生は、私の背中を叩いて、

 

「響くような感じはありますか?」

 

と聞きました。

 

 

うーん、よくわからん…。

響くのがどんな感じか、こっちが聞きたいくらいです。

 

 

 

とりあえず膀胱炎の可能性は高いが、

休日診療なので1日分の薬しか出せないから、

明日必ず病院へ行くように勧められました。

 

痛みがLv.1から突然のMAXへ!

 

併設された薬局で順番を待っているとき、

 

腰の鈍痛が激痛に変わったのです。

 

 

レベル1からいきなりのMAX10です。

 

 

 

あまりの痛みに声も出ない。

 

脂汗が出てきて、顎をつたってポタポタと滴り落ちます。

 

痛すぎて涙も出てきました。

 

順番を呼ばれたのですが、

立ち上がることもできずに私は手を上げました。

 

薬剤師さんが異変に気づき、わたしのもとへ走ってきました。

 

 

「どうされたんですか?」

 

「…痛いです。」

腰に手を当てやっとのことで伝えました。

 

「少し横になりますか?」

そう言われましたが、横になるどころか動くことすら無理でした。

 

 

他の薬剤師さんも来て、二人が話し始めました。

 

「…でも、女性だからその可能性は低いんじゃ…腎盂炎かも…」

 

ちらほらと聞こえてきます。

 

「今先生を呼びますね。」

 

MAXから突然の0へ

 

はい、神様呼んでください!

 

 

と心の中で叫びました。

 

するとどうでしょう。

次の瞬間、激痛がスッと消えたのです。

 

 

私は驚きのあまり「痛みが消えました!」と叫んでいました。

 

 

苦しんだのは時間にして10分ほど。

 

 

私を地獄の底へと突き落とした激痛は、

嘘のように消失したのです。

 

薬剤師さんが支えようとしてくれましたが、

それを丁重に断り、スクッと立ち上がりサラッと薬を受け取り、

颯爽と歩いて薬局を後にしました。

 

あ、汗と涙と鼻水拭き忘れた!

 

 

家に着いて主人や子どもたちに事の顛末を話している時、

尿意を催しました。

 

この時点で、私はこれが尿路結石ではないかと疑い始めていました。

 

 

と言うのも、私の母が尿路結石の経験者なのです。

幼い頃にその時の様子を聞いて、

恐怖のあまりに震え上がったことを思い出します。

 

 

結石が膀胱に落ちると、嘘のように痛みが消える…。

 

 

母は言っていました。

 

余談ですが、母の出産と尿路結石の話のせいで、

私はずっとお産と石に怯えていましたが、

結局どちらも体験することになろうとは…。

 

石との対面に喜びもひとしお

 

トイレでは、途中で一瞬おしっこが止まり、

ツンとした痛みを感じました。

 

その瞬間、「カチン」という音もしました。

 

便器の中を見ると真っ黒な石が落ちていました。

 

その石は4㎜ほどで、金平糖のようにギザギザとしていました。

 

体験してみてわかったことは、

 

 

 

出産と石のお産は、どちらも出た後にこの上ない喜びを感じる

 

 

 

ということ。

飛び上がって喜ぶほどです。

 

 

私の場合、ラッキーなことにたった10分ほどの痛みだけで、

すぐに結石は膀胱へと落ち、

 

さらにその日のうちに排出されたのですが(日頃の行いが良いのです)

 

中には数日痛みが続く人もいます。

 

 

 

間歇的に襲って来る痛みに座薬などの鎮痛剤で対処しながら、

水分をとって自然排出を待ちます。

 

それはもう地獄の日々と言えるでしょう。

 

予防には余念がない!

 

「体質は遺伝するから気をつけてね」

 

 

と母は言っていました。

 

今になって思うのは、

母も私も水分をとらないという共通点があります。

 

 

常日頃、ドリンクバーを頼んでも1杯も飲みきれずに、

損だなあと思っていました。

 

 

その日以来、インターネットで情報を収集し、

私は以下のことを心がけるようになりました。

 

 

コーヒーが大好きでブラックで飲んでいたのですが、

必ずミルクを入れるようにすること。

 

なるべく頑張って水を飲むこと。

 

他には、ほうれん草が食卓にめったにのぼらなくなりました。

 

 

しかし子どもの栄養面が気になるので、

ほうれん草の代わりに小松菜を使っています。

 

高い再発率には勝てず…

 

しかしそんな努力も空しく、

2年後にまた尿路結石になりました。

 

 

2度目は右側でした。

 

しかしその時も10分ほど痛みに襲われただけでした。

 

膀胱に留まった結石は、

結局排出されるまで2週間以上かかりました。

 

 

激痛はないものの、膀胱の違和感は気持ちの悪いものでした。

 

 

5年以内の再発率が50%ですから、

いたしかたないのかもしれません。

 

 

しかし今でも予防は続けています。

 

 

あの恐怖が忘れられないからです。

 

 

子どもたちにも水分をとるよう口を酸っぱくして言っています。

 

まとめ

 

症状⇒

 

痛みが背中から脇腹、腰痛といったかたちで現れます。

他には血尿や頻尿、残尿感を感じる場合も多いでしょう。

 

治療⇒

 

結石が小さい場合は自然排出を待ちます。

 

結石が大きく、明らかに尿管を通れない場合は

衝撃波エネルギーを当て石を細かく砕いて

尿と一緒に排出させたり、

 

腎臓に空けた穴や尿道から通した内視鏡で、

結石にレーザーや超音波を当て砕石除去する方法が一般的です。

 

 

原因⇒

 

水分が足りないことや、シュウ酸の過剰摂取など

食生活が影響していると言われます。

 

予防⇒

 

1日に2ℓの水分をとるようにしましょう。

シュウ酸を多く含む食品をとりすぎない。

もしも食べるときは、カルシウムも一緒にとると良いでしょう。

柑橘類を積極的に食べると良いでしょう。

 

 

尿路結石は予防が大切です。

 

七転八倒の痛みを味わわないためにも、

日々の食生活を見直してみるのもいいですね!

 

 

この動画を見ると、背筋が凍ります・・・