2人の小学生の子供と理系な夫と暮らしているHIROKOです。
世の中には女の子が欲しい!と願う女性が多いようですね。
大きくなってからも一緒に遊びに行ったり、話し相手になったりと、
いつまでも仲良くできると考えるからでしょうか。
病院で産み分けを、とまでは考えなくても、自分でできる産み分けなら…
と考える人は少なくないでしょう。
私もそのうちの一人でした。
では、私が色々と実践したことをご紹介します。
二人目は女の子がいい!
初めての子どもは男の子でした。
主人が長男なので、なんとか役目は果たしたぞ!という達成感はありましたが、
娘が欲しいと思っていた私は、二人目はなんとしても女の子!
という気持ちがさらに強くなりました。
不妊で悩まれる方からしたら贅沢な悩みであることは分っています。
私だって、無事産まれてきてくれるなら性別なんて関係ない!と思います。
でも願いが叶うとしたら…。
病院へ行って産み分けをするまでではないけど、
ここはぜひ、自分でやれることはやろう!と決心しました。
やれることをやって、その結果女の子だったら万々歳。
その結果男の子だったら、きっと男の子だった理由があるのだと思います。
運命論者ではないけれど、自分の意志や努力が及ばない、
何か大きな力は存在するだろうとは思っています。
酸性とアルカリ性
さて、息子が1歳を過ぎそろそろ第2子を…。
私は産み分けについて色々調べ始めました。
病院で産み分けを希望する場合、ピンクゼリーとグリーンゼリーというものを使いますね。
だいたい80%ほどの確率で産み分けられると言われています。
今では通販で買えるようですが、当時は病院で処方してもらうしかなかったのです。
精子にはX染色体とY染色体の2種類があり、
X染色体の精子が受精すれば女の子が、
Y染色体の精子が受精すれば男のが産まれるのですね。
X染色体は酸性に強くアルカリ性に弱い。
Y染色体はこの逆。
ですから女の子を希望する場合はピンクゼリーを性行為前に膣内に注入して、
膣内を酸性に傾けるのです。
迷信や言い伝えが酷すぎる…
どうやらこれが産み分けの基本のようでした。
面白いものでは一人目の子どものつむじが右巻きなら次は男の子、
左巻きなら女の子というものや、夫婦の歳を足して3で割り切れるなら女の子、
靴を履いて性交すると男の子が産まれる…
とまあ何を根拠に言い出したのかわからいようなものまであります。
「信じるか信じないかはあなた次第です」
と言われて一人も信じないほどの出来損ない都市伝説っぷり。
医学が発達していなかった時代の先人が考え出したんでしょうが、
ジョークなのか本気なのか…。
X染色体のただ者じゃない感
X染色体はY染色体より長生き。
数もY染色体の半分しかなくゆっくりと進みます。
我先に「イーッ!」と叫びながら飛び出すショッカー…もといY染色体たちが、
悲しいかな時間切れでバッタバッタと倒れていくのを横目に、
数少ないX染色体がライダーへと向かうのです。
と、いうことでY染色体には脱落してもらわなくてはいけません。
一般的にY染色体の寿命は24時間でX染色体は2,3日と言われていますから、
排卵日の2日前に性交をします。
女性が濡れた場合、その分泌液はアルカリ性です。
ですからあまり感じすぎてはいけないとも書いてありました。ふむふむ。
そして、ネットで膣内に薄めた「酢」を注入するというものを発見しました。
これだ!
なんだか医学的に信用できそうなこの3点を実践してみよう!ということで、
念には念を入れて、私はネットで排卵検査薬も購入。
これで排卵日を避けることも可能です。
産み分け いざ実践!
主人もどちらかと言えば女の子を希望していましたから、異論はありませんでした。
排卵検査薬に浮かび上がる線は、もともと定期的に排卵が訪れている私の予想通り、
線は日増しに濃くなってきました。
今日が排卵予定日の2日前くらいかな。
いざ実践です。
ここからちょっと生々しいお話しになりますからR-18とさせていただきます。
私はお風呂場でプチシャワーセぺの中身に酢水を入れて膣内を洗いました。
ぬるま湯1ℓに対し酢を大さじ2杯ほどの酢水。
性交20分ほど前に準備完了です。
主人には自分でイク寸前まで高まってもらいます。
その際のオカズが妄想か動画かは、結果には一切影響はありません。
ぶっちゃけると大雑把な私は分量なんて気にせず、
もうちょっと酢の割合が多かったですが。
酢の量は、女の子を産みたい!という思いと比例するということです。(笑)
なんだか「しみそう」と思っていましたが、私の体はなんの抵抗も示しませんでした。
ただ、臭い!酢の匂いが半端ない。今思えば酢の量が多かったのかな。
寝室から主人が私を呼びます。
「発射準備完了!」
なんて気の利いたことは言ってないですが。
酢の匂いをプンプンさせた私は寝室へと急ぎました。
「く、くさ!」
旦那は顔をしかめていましたが、これで戦意喪失されては元も子もない。
私は急いで脚を開きました。
さっさと主人がイクように、私は主人の耳元で彼が好む「ワード」を口にします。
時間にして1分。
無事ロケットは真っ暗な宇宙に向かって発射されました。
合格発表にも勝るドキドキの瞬間
そして私は見事に妊娠。
実は1回では妊娠できず、これを7回ほど実践しています。
予定では2歳差で産みたかったのですが、結局3歳差になってしまいました。
悔いはありませんでした。
やりきったという思いがあったからです。
これでお腹の子が男の子だとわかっても大丈夫。宿命なのです。
息子にとっては同性の兄弟ができて、むしろ良かったかもしれませんし。
妊娠が6カ月に突入した頃、先生が
「性別わかったよ。聞きたい?」
とおっしゃいました。
うんうんうん!ぜひ聞きたい!先生はモニターを私に向けておっしゃいました。
「女の子だね。」
叫びそうになるのを必死にこらえました。思わず泣いてしまいそうでした。
「お、女の子ですか?それは確実ですか?神に誓って?」
私の必死な形相に怖気づいた先生は
「う、うん。これは間違いないと思う。今日は赤ちゃんの態勢が良いからはっきりと見えるんだよね。
女の子だよ。…でも、100%なんてありえないからな…。」
強気なのか弱気なのかわからない先生は、とりあえず保険をかけたようです。
娘との楽しい日々
私は無事女の子を出産しました。
そして娘はそれほど手もかからず、スックスクと成長してはや9歳。
簡単に言うと、息子はいつまでも可愛い子ども、
娘は共に行く同士といった感じですかね。
息子に比べて口も達者で生意気も言うし喧嘩もするけれど、
娘といると楽しくて仕方ありません。たまに黙って欲しい時もありますが…。
すでに娘とは「タイプの男」の話や、ドラマの展開について語ったり、
ショッピングを楽しんだりファッションの話ができます。
お風呂も今はまだ一緒に入っています。
私や主人の予想では、息子より娘の方が反抗期が大変そうです。
しかし!そんな時期を乗り越え、大人になった娘は
また私と仲良くしてくれると信じています。
ちなみに娘は酸っぱい物が大好き。因果関係はなさそうですが…。
私の出産体験談